妊娠中のむくみについて

カリウム摂取はダメ!?妊娠中の女性のむくみの原因と対処法

投稿日:2018年3月26日 更新日:

妊娠中 むくみ
妊娠してからというもの、体のむくみがひどい。ふくらはぎがパンパンに張る。そんな悩みを抱えていらっしゃる方も多いのではないかと思います。

人間の体の構造上、妊娠中の女性にむくみが発生するのは仕方のないことなのですが、放置するのも嫌ですよね。

当記事ではむくみに悩む妊婦のみなさんに向け、むくみの原因や対処法をご紹介したいと思います。

病気の可能性も?妊娠中のむくみの原因とは

妊娠中のむくみの原因
むくみの正式名称は「浮腫」です。皮下組織に水分が余計に溜まり腫れてしまった状態のことを「むくみ」「浮腫」と呼んでいるわけですね。

このむくみの特徴は、指で押したりするとその跡が残るということ。妊娠してから何だか太ってしまった気がする――そんな方は、太ったと思われる個所を指で軽く押してみてください。

脂肪は押してもぷるんと跳ね返って跡が残りませんが、むくみだと跡が残ります。太ったように感じられる原因は、脂肪がついたことではなく、むくんでしまっていることにあるかもしれないのです。

水分の「溜めすぎ」が原因

むくみの原因にはいくつかあるのですが、最も多いのは水分の溜めすぎです。

これは水分の摂りすぎと完全にイコールではありません。健康的な食生活を送っていれば、余分な水分は排出されるからです。そうはならずに体に水分が溜め込まれてしまうのは、体内の塩分濃度が高いからなのです。

塩分の多い食生活を送っていると、体は体内の塩分濃度を低くするために、水分を保持しようとします。その溜め込んだ水分が浮腫、むくみとして現れるわけですね。

これを解決するには、減塩をするなり、利尿作用のあるカリウムを摂るなりしなくてはなりません(カリウム摂取は妊婦にはおすすめできません。理由は後述)。

しかし、妊娠中の女性のほとんどは、なるべく体に悪いものは摂らないようにと気を付けているはずです。

塩分についても、摂りすぎにならないよいう注意している方は多いのではないでしょうか。そうしているのにも関わらず「むくみ」が発生してしまうのは、妊娠中の女性の体は特殊な状態にあるからです。

自然と水分が多くなる

妊娠中の女性は、食生活とは関係なしにむくんでしまう傾向があります。それはなぜかというと、お腹に赤ちゃんがいるからなのです。

妊娠中の女性の体は、胎児に絶えず血液を送り込んでいます。二つの命を支えているわけですから、血液の量は妊娠前と同じでは全然足らないのです。つまり妊娠中の女性の血液量は、妊娠していないときよりも多いわけですね。

血液が多いということは、体内の水分量が多いということでもあります。このように胎児を発育させるために血液量が増え、それによって体内の水分量が増え、むくみが発生してしまうのです。

たとえ食生活に注意している人であっても、妊娠中にはむくんでしまう可能性が高いといえます。

血液循環の滞り

デスクワークの女性はむくみに悩まされることが多い、という話を聞いたことはないでしょうか。

それは長時間同じ姿勢でいることで、血管のポンプ機能がうまく働かず、血液循環が滞ってしまうからなのです。この血液のめぐりが悪いのもひとつ、むくみの原因であるわけですね。

妊娠中には、あまり外を出歩かないという方も多いと思います。それはそれでよいのですが、運動を全くしないと血液のめぐりが悪くなって、むくみが悪化してしまう恐れがあるのです。

また、妊娠後期の女性は赤ちゃんの体が大きくなったことにより、お腹周りの血管が圧迫されて血液循環が停滞し、さらにむくみやすくなります。

体内の水分量の増加と血液循環の滞り、この二つが妊娠中のむくみの主な原因なのです。

あまり気にする必要はない

妊娠中に体がむくんでしまうのは、上述のように人間の体の自然な働きであって体が健全である証ともいえるので、あまり気にする必要はありません。

多くの場合、出産後には(妊娠に起因する)むくみは解消されます。特に何もしなくても、体が元通りになるわけですね。今はちょっと見栄えがわるいかもしれませんが、赤ちゃんが産まれるまでの辛抱です。

ただし、むくみがあまりにもひどい場合(足だけでなく顔や手もむくむ、動かすのが難しくなるほどむくむ)や、1週間に500g以上の体重増加を伴う場合には、「妊娠高血圧症候群」の可能性がありますので、お医者さんに相談されることをお勧めいたします。

この妊娠高血圧症候群は、以前は妊娠中毒と呼ばれていたものです。もともと高血圧の方は特に注意しなければなりません。

何か不安に思うことがあれば、お医者さんに相談しましょう。

別に何もしなくていい?妊娠中のむくみ対策とは

先に述べましたが、妊娠中の女性の体に水分が溜め込まれるのは、それが必要であるからです。

したがって、むくみ対策のひとつとして紹介されることの多い「カリウムの摂取」によって、強制的に水分を排出する仕方は避けたほうが良いでしょう。

何度も言いますが、妊娠中のむくみは体の自然な働きによるもので、それを阻害すると赤ちゃんの生育に何らかの悪影響が及ぼされる可能性があります。

ただし、塩分の多い食生活によって、必要以上に体がむくんでしまっている可能性もゼロではありません。心当たりのある方は、普段の食事の塩分量を減らしてみてください。

そうすると、体に不必要な水分が自然に排出され、赤ちゃんの生育とお母さんの生命活動に必要な分だけの水分が残る可能性が高いといえます。

軽い運動をしてみる

決して無理をしてはいけませんが、ウォーキング(散歩)程度の運動をするのも、むくみの解消につながります。

血液循環が滞ることもむくみの原因のひとつ。運動をして筋肉を収縮させることで、血管のポンプ機能を正常に作動させ、めぐりをよくすれば、むくみが治るかもしれません。

妊娠中のむくみの原因は、病気を除けば水分量の増加と血液循環の停滞にあります。

水分が正常に保たれていても、ポンプ機能の低下すると、重力によって下へ下へと引っ張られる水分をうまく押し戻すことができずに、そのせいで足などがむくんでしまうこともあるのです。

その普通以上にむくんでしまっているのを治すには、塩分の摂取量を減らして不必要な水分を排出したり、運動をして血液のめぐりを良くしたりする必要があるわけですね。

運動が難しいという方は、体を温めるだけでもだいぶ違ってくると思います。足湯に浸かったり、生姜を食べたりして、体が冷えないようにしてみてください。

マッサージも有効?

血液の循環を促す方法のひとつに、マッサージがあります。これもむくみの対処法としては有効なのですが、妊娠中には注意が必要です。

マッサージは体に外的な刺激を加えるという行為です。マッサージをする部位やその指圧の強さ、頻度や回数によって、お腹の中の赤ちゃんに悪影響の及ぼされる可能性があります。

そこまで神経質になる必要はありませんが、何かあると大変ですから、むくみ対策としてマッサージなどを行う場合には、必ず担当の医師に相談するようにしてください。

何もしなくても大丈夫

普段から食生活に気を付けているし、軽い運動を心掛けてもいる。そのような方は特に何もしなくても大丈夫です。

妊娠中に体がむくんでしまうのは当たり前のことで、それ以上何をしても意味がない可能性もあります。出産後には治る場合がほとんどですから、放っておいても何ら問題はないのです。

ただし先述のように、むくみがひどい場合には、それは病気が原因の可能性があります。病気に起因するむくみは、塩分摂取量を減らしたり、運動を心掛けたりしても治るものではありません。

ちょっとやばいかもと思ったらすぐにお医者さんに相談しましょう。

妊娠中のむくみについてまとめ

妊娠中のむくみについてまとめ
以上、妊娠中に発生するむくみの原因と対処法をご紹介いたしました。

妊娠中のむくみは主に、血液量が増えることにあります。体内の水分量が増加するのはそれが必要であるからで、強制的に水分を出すような仕方でむくみ解消を試みるのは避けたほうが良いでしょう。

塩分摂取量を減らし、軽い運動を心掛けることで、むくみの程度が軽くなる可能性がありますが、病気が原因のむくみはそれでは治りません。お医者さんに相談してください。

足のむくみ取る方法.com TOP

-妊娠中のむくみについて

Copyright© 【足のむくみが取れるサプリランキング2018】むくみ解消サプリ比較 , 2018 AllRights Reserved.